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奥手の貴方に必見!プログラミングから恋が生まれる!?初めての共同作業

こんにちは。スクラッチボランティア講師のキシです。

いきなりですが、「新郎新婦、初めての共同作業です」というのをケーキ入刀でよく聞きますが、最近“共同作業”をしましたか? 

共同作業は何だろうと考える人は多いと思いますが、“だれかと同じことをして同じ時間を一緒に過ごす”ことかなと思います。

同じ作業をして、お互いのことをよく知ることができ連帯感が生まれて距離がぐっと縮まった経験はないでしょうか。

でも、案外共同作業って少なくて、共同作業よりも分担作業のほうが実際の生活では多く、チャンスはなかなか転がっていないことに気が付くと思います。

そこで今回は、プログラムの記事を書いているということもあってプログラミングにまつわる共同作業をお勧めします。

なんとなくプログラミングって、一人で黙々と孤独な作業のイメージがありますが、そんな暗いイメージを払拭する“ペアプログラミングという手法があるのをお伝えしたいと思います。

今回はちょっと脱線モードです。

 ペアプログラミングってCARラリー?

ペアプログラミングとは、一台のパソコンを使って一つのプログラムを二人で作り上げる方法です。
考えをぶつけながら話ながらああだこうだ言って、会話を盛り上げながら仕上げていきます。
基本的に、ナビゲータとドライバの二人で行います。

 

余談ですが、IT用語では、“ナビゲーター”、“ドライバー”と伸ばしません。

 

ナビゲータとは仕様を決めて指示を出す人で、ドライバとはキーボードで打ち込みを行う人をさします。

CARラリーで考えると分かりやすくて、ドライバーが運転して、助手席のナビゲーターが走行経路や時間を確認して指示を出しています。

 

もちろん、3人以上でプログラミングを行う場合は、ナビゲータは複数人になりますが、多すぎると邪魔なだけで先に進みませんけどね(笑)

ペアプログラミングをすることで得られるメリット!

ここは冗談抜きですが、
ペアプログラミングがナビゲータとドライバに与えるメリットってピンときますか?

「プログラミングっていう位だからプログラミングスキルが上がるだけ」って思いがちですが、実は、人間力というビジネススキルを向上させるので社会にでても役に立ちます。

子どもペアプログラミングは経験に差があっても楽しめる!

プログラムは、論理的な思考の集合体です。
っていうと、意味がわからないくなりますよね。
「プログラムとは論理的な考えを積み上げたもの」とイメージしてもらえればいいのではないでしょうか?


プログラム経験が少ない子どもは、経験の多い子どもの論理的な思考に触れることで新たな思考力の発見に繋がります。

プログラミング経験の多い子どもは、少ない子どもと話をする事で新たな発想を得られるようです。

経験が多い子は、作品の好みが偏ってくるため、どうしても同じような作品ばかり作ってしまいがちです。
しかし逆に経験が少ない子の発想に触れることで、新たなアイデアが生まれてくるようです。

 子どもペアプログラミングを通じて、ディスカッションしてディベート力をつける

子ども頃のプログラミング体験の話をしましたが、もう少し将来を考えると・・・大学などを卒業する前に大きな壁があります。

それは就職活動です。

そのとき大きな壁にぶち当たりますが、選考の初期段階ではグループディスカッションを実施する企業が増えています。

グループディスカッションで求められることは、この3つです。

  • コミュニケーション力
  • リーダーシップ
  • 傾聴力

また、逆にやってはならないことは、

  • 人の意見を聞かない・聞けない
  • 話の流れが読めない・読まない
  • 否定ばかりする

といったことになります。

ペアプログラミングを通じて、グループディスカッションの経験を増やすことができるので、対人能力や個人能力のレベルアップにつながっていきます。

ペアプログラミングで、ディベート力をつけスキルアップできるようになります。

子どもペアプログラミングが注目される理由!

2020年から教育改革の一環として、文部科学省主導で小学校にプログラミングを授業に取り入れます。“国語”、“算数”、“理科”、“総合的な学習”の中に入門レベルですが、プログラミングを用いた授業が入ってくるようです。

現在、一人一台のパソコンがない小学校がほとんどだと思いますが、2020年に一人一台のパソコンが全ての小学校に普及していることはあり得ません。

授業の方法は、複数人で交互にプログラミングをすすめていくやり方をすれば一石二鳥かなと思います。

ペアプログラミングはPC代の節約にもなる! 

小学校でペアプログラミングは実際にどうやってやるの?

現在、実験的にプログラミングを教科に導入している小学校がありますが、入門としてScratch(スクラッチ)を用いて授業を行っている学校が多いようです。

私が所属しているボランティア教室にも、小学校の先生向けにScratch(スクラッチ)プログラミングの講義をしてほしいという依頼がきています。

余談ですが、2020年から授業がスタートするということは、先生方はすでに施行期間中です。教育界は大騒ぎのようです。

ちらほら子ども向けプログラミング教材が出てきていますが、小学生と中学生向けのプログラミング教育はScratch(スクラッチ)が主導権を握ります。

クラッチは生産性が高いので、短時間でアウトプットが出せて授業に最適です。

授業の進め方は、先生がお題を出して、10分で発表内容を考えて、生徒は2、3往復ナビゲータとドライバを交代して作品作りをします。

子どもによっては食い入るようにやりますが、多くて三往復が限界ですかね。

ドライバがプログラミングをしている間、ナビゲータは、最初に考えたアイデアを発展させてドライバに指示します。

実際にどのように進めるかタイムテーブルでご紹介します。

タイムテーブル

  1. 5分間 先生からの課題の発表
  2. 10分間 席決め、パートナー決め
  3. 10分間 ディスカッション、作品を決める
  4. 20(先攻10分+後攻10分)分間×2往復 作品作り
  5. 残りは、発表(プレゼンテーション) 

作品作りが終わったら、何組かが発表(プレゼンテーション)する流れです。

発表では、作品の紹介と工夫したところ、難しかったところを発表してもらいます。
司会者は、「パートナーと組んでみてどうだった?」とか、作品について突っ込みをいれてあげて、ちょいちょい笑いを取って和ませてあげると楽しんでもらえると思います。

毎回パートナーを変えるのがよいと思います。

おわりに

こうやって考えると、ぐっと距離が縮まって連帯感が生まれて恋愛に発展しそうな気になりませんか?

一見まったく恋愛とは無関係のプログラミングでも、連帯感が生まれて人間力もアップして良いことだらけです。
あと、知らない知識を教えてあげると株が上がってカッコよくみえますよね、だぶん。(笑)

まずは、プログラミングに興味をもって頂けたらと思います。

 

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